秋の危険! 今こそダイエットの意識を!
長く暑い夏の季節も落ち着き、ようやく秋の気配が見えてきました。
暑さで動かなかった体も気温が30度を下回るようになれば随分と楽になり、動きやすくなったきたのではないでしょうか?
そして暑さで食欲が減退していたのが嘘のように食が美味しく感じ始めます(笑)
そう、この食の進む秋こそ、今ここでダイエットの再認識が必要なのです。
少しの運動でも汗をかき、体温も高めで基礎代謝が大きくなる夏の時期にくらべ、
秋からの季節は汗を掻く量も減り体内循環も少なくなることで代謝量も低下し、太りやすくなっていきます。
つまり、脂肪のたまりやすい体質になっていくのです。
体重増加で後々無理な減量をしなくてはならなくなる前に、再度ダイエットの基礎知識をまとめてみたいと思います。
☆食事法 ポイント
1、朝、昼はしっかりと食べ、夕食は控えめに
2、夕食の糖分(ごはん、パン、パスタ、デザートなど)をカット、または半分量にする
3、体重コントロールは3日周期〜最大1週間までで帳尻をあわせる
4、よく噛んで、食事のスピードを出来る限り遅くする
5、どか喰いは致命的。少量を何回かに分けて食事を取るのがベター
6、脂質(油)は太る。油は、糖分やたんぱく質の2倍以上のカロリーがある
大まかにまとめてみましたが、細かいカロリー計算などが苦手な方は、
上記のポイントを押さえておくだけでも随分と効果がでます。
朝、昼は活動するためにしっかり食べても大丈夫ですが、
眠りに向かう夜の余分な食はダイレクトに脂肪に直結します。
三度の食事の中で夕食だけを我慢(コントロール)するだけでも、
体重増加を大きく制御できます。特に夜の炭水化物を控えめにすると効果は的面です。
完全カットが難しくても、通常の半分量にしてみてはいかがでしょうか?
ちなみは私は空腹を紛らわすために炭酸入り飲料(ノンアルコールビール)を夕食時間に飲んで、お腹をふくらます等の工夫をして炭水化物量を制限しています。
そうとはいっても夜は友人や会社の付き合いで飲食にいくことがあると思います。
そういう時はストレス発散のためにも、美味しく食事をすることは大事だと思います。
こんな時は、翌日の食事量を減らしカロリーの帳尻を合わせていけば大丈夫です。
私は外食した後は3日間くらいで修正していきます。
二日連続の飲み会や食事会への参加は修正が困難になるので避けた方が賢明でしょう。
健康管理のために断る決断も、ダイエットには必要かもしれませんね。
良く噛んで・・、この重要性を再認識させられた事が9月にありました。
私は大きな口内炎を作ってしまい、食事をとるのが数週間の期間、本当に苦痛でした。
しかし、運動もしているのでお腹は減るので普段と変わらぬ量を食べ続けたのですが、体重が明らかに減っていくのです。
わずかながらですが間違いなく減少していきました。
そう、口内炎の痛みで食事の時間が普段の倍以上かかっていたからだと思われます。
良く噛んで、しっかりと普段以上に消化されたことがよかったのでしょう。
食事の後もお腹が張ることもなく、いつもスッキリとしていました。
普段の倍以上の時間をかけてゆっくりと噛んで食べる事は、消化が促進されて太りにくくなるので是非試してみてください。
一回の食事量はできるだけ少量にするのが太りにくい効率の良い食べ方です。
一度に吸収される量は決まっているので、余分なものは体内に蓄えられるか排出されてしまいます。また大喰いは胃を大きくし、満腹中枢も狂わします。
トライアスロン競技で学んだのですが、人は少量の食事でも想像以上に体力は回復します。
限界まで運動した後でも、おにぎり一個、バナナ一本、またはチョコレートで劇的に復活しました。最近の私は「小腹が減ってきたら少し食べる法」、と、でもいうべき食べ方で胃も小さくなり、それでいて空腹感はあまり感じなくなりました。
極限までお腹をへらすと、反動で大喰いをしてしまいます。
野生の動物たちは生きるために食べるので、大喰いをしたあとはお腹がへるまで無駄に動かず体力を維持しています。
ですが私達人間、特に現代人は違います。
生活するために仕事をし、勉強し、体力維持のためにスポーツをしたりと常時動き回りカロリーを消費しています。
だからこそ疲れはじめに、または空腹感がでてくる初期の段階で少量の栄養を体内に補給してあげると効率よく吸収され、十分に回復します。
但し、注意として小分けの食事カロリーが、本来の一日3食のカロリーを越えないようにすることは大切です。
最後に食事の質のお話ですが、油は太ります!
1gあたり9kcalと、糖分やたんぱく質の倍以上のカロリーがあるのです。
食に記載されている脂質表示を一度目視してから口にしてみてください。
そして揚げ物よりも煮物です。
お肉も脂分をできるだけ落として食べるとカロリーを大幅カットできます。
油をうまく減らした食事法を見いだせばカロリーコントロールがしやすくなります。
話題の「タニタの食事レシピ」なども参考にすればいいかもしれませんね。
まめ知識
1、1gあたりのカロリーは、糖質4Kcal たんぱく質4kcal 脂質9kcal
2、一日摂取カロリーの目安は体重×25〜30以内が理想
※但し、体を動かす量の多い方はこれ以上のカロリーが必要
例)体重60kgの人は、最大60×30で1800kcal以内を目安にすればよい
これから、食欲の秋を迎える前に、ダイエットの再認識をすることで暴飲暴食による体重増加を予防してみましょう!
秋のうちにコントロールできれば、さらに代謝の落ちる冬でもきっとダイエットは成功すると思います。