池田市の整体&指圧マッサージ

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ストレスの及ぼす影響

現代社会においてストレスはきってもきれないものですが、そのストレスとどのように付き合っていくかが健康状態を保つうえでとても大切になってきます。私は整体師という仕事柄、ストレスが人体にどのような影響を及ぼすかをよく考えます。

「肩凝り」や「うつ状態」等も代表的な症状でしょうか。
なぜストレスと関係するのかをお話する上で、よく耳にする「自律神経」についてふれておきたいと思います。

自律神経とは、内臓や血管などへ意思とは関係なく作用し、つまりオートマチック的に体をコントロールしてくれる、私たちにとって大切な神経なのです。
自律神経には2種類の「交感神経」、「副交感神経」があり、前者が活動時に必要な体の緊張状態を作るもの、そして後者が体を休めようとする、すなわちリラックス状態の体にしてくれるものなのです。

「交感神経」が緊張すると心臓の脈拍が速くなり、筋肉や血管も収縮します。この緊張状態が突発的なアクシデントから体を守ってくれる防護の役割を果たしてくれます。


反面、「副交感神経」が作用すると、脈拍もゆっくりとなり、血管も緩んでリラックス状態に入ります。人は皆、この交感神経と副交感神経とのバランスに支えられて体調を維持していることになります。

しかし近年は、過度の仕事などで睡眠不足が続いたり、極度の緊張状態などが続くと「交感神経」から「副交感神経」にうまく切り替わらなくなるという状態に陥りやすくなります。

交感神経の緊張が続くとどうなるのか・・?
熟睡できずに朝起きても体が辛い・・、 ずっと気が張っている・・、
体が緊張しているので筋肉も硬くなり、「肩凝り」や、頭部への血流も悪くなり「偏頭痛」などを引き起こします。

話を戻しますが、いかに「副交感神経」が作用する状態を意識的に日常生活で作り出せるか・・ということが大切だということが分かります。
つまりこの時代において、リラックスする時間を作ることは体調を維持する上で必然になってくるのです。

では、今からストレス発散法を何点かあげてみますので、ぜひ参考にしてみてください。

まず、即効性があり効果的なことの一つは「入浴」です。ポイントはしっかりと体を温めることにあります。体が温まることで筋肉が緩み血流が良い状態を作り出し、就寝前に副交感神経(リラックス状態)に切り替わりやすくなります。その日の疲れはその日のうちに・・。翌日に疲労を持ちこさないためにも、一年を通して入浴をお勧めします。また、「温泉」に行くことは、体を温めるという点で大変優れており、さらに非日常の癒しの風景をみることは精神的なリラックスを生むうえでも大変効果的です。

仕事後の「スポーツ」による発散はストレスを解消し、「音楽鑑賞」などでは好きな音楽を好きな時間に聴くことにより心地よいリラックスを生み出します。
実際に音楽療法として治療にも取り入れられています。

また、最近注目されている「アロマ」などで香りを楽しむことも、脳に直接作用するので大変効果的です。人間の五感のなかで嗅覚というのは主導権をにぎっていて直接感情にうったえてきますので、例えばお花のにおいを嗅いで「いいにおいだ・・」と思えばすぐに脳に作用し、リラックス状態を作りやすくなります。 

リラクゼーションなどのマッサージを定期的に行うのも自律神経のバランスを整えるうえでとても大切です。とくに背骨(脊柱沿い)にあるツボをしっかりと指圧すると直接自律神経に作用します。瞬間押しではなく3秒〜5秒くらいかけてじっくりと押すことで更に効果が上がります。

そして忘れてはならないのは「呼吸法」です。緊張状態のときは知らず知らずに速い呼吸を行いがちです。ゆっくりとお腹に息を吸い込み、そしてゆっくりと息を吐ききる腹式呼吸を定期的に取り入れてみるのも、リラックスする上で大切効果を与えます。

仕事などでで多くのストレスがかかり過ぎないようにするため、「細かいことをあまり気にしない」というメンタルを強化してしてみるのも一つの方法です。
「肩凝り」に悩む多くの方が、繊細に神経を使っている人に多いのも現実です。すこし「鈍感」になってみることも緊張を和らげるためにも必要かもしれません。

ぜひ皆さんも自分なりのストレス解消法を見つけて、気の向いた時ではなく「定期的」に取り入れてみてください!緊張とリラックスのバランスのとれた生活を送ることが一番の「健康法」だと私は思います。





大阪府池田市のリラクゼーション・整体マッサージサロン「いこい」 大阪府池田市豊島北1-7-11  ご予約:090-1623-7705
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