池田市の整体&指圧マッサージ

季節の話題

睡眠と健康の関係

よく「睡眠不足が続くと健康を害する」という話を聞きますが、今回は「睡眠の大切さ」についてお話したいと思います。

まず、人はなぜ寝る必要があるのか? それは体を休めて疲れをとるためですが、その中でも「脳を休ませる」ことが特に大切なのです。睡眠不足が続くと「免疫力」が低下し「風邪」を引きやすくなったりしますが、「十分な睡眠により脳を休ませる」ことで、自律神経の中の「副交感神経(リラックス神経)」が優位になり、筋肉が緩むことで血流が良くなり、その結果「白血球」の中の「リンパ球」が増加します。つまり十分な睡眠が「免疫力の強い体」を作るのです。

さらに重要なことは、睡眠中には色々な「ホルモン」が分泌されており、その中でも「成長ホルモン」が体の代謝を高め、疲れを回復させてくれるという、「健康」にとって大切な働きをするのです。

つまり、しっかりと「成長ホルモン」を分泌させることができれば、「お肌のつやをだす」「疲労回復を早める」「更年期障害の改善」「骨粗鬆症の予防」などの若返りが可能となるのです!

ただ残念なことに、一般的には「成長ホルモンの分泌」は、成長期の10代がピークと言われ、40代では約半分に、80代では20分の1になると言われています。しかし、あきらめることはありません。「成長ホルモンの分泌」にはそれが分泌されるタイミングがあり、それを理解し実践することで年齢分を超えて「分泌量」を増やすことが可能なのです。

その「タイミング」とは・・、「運動後と睡眠中」にあります。

「成長ホルモンの睡眠中の分泌」
睡眠中の中でも最大に「成長ホルモン」が分泌されるのは23時〜深夜0時頃であり、いかにしてその時間にしっかりと睡眠に入れるかが大切になってきます。夜更かしは「成長ホルモン」の分泌量を減らすことになるので避ける事が賢明です。

ところで、眠気を誘うホルモンである「メラトニン」は、周りがうす暗くなる夕方から夜にかけて徐々に分泌量を増やしていきます。暗くなると分泌量を増やす特性があるので、眠る直前の「TVやパソコンの光」は眠気を減少させるだけではなく、脳を興奮させてしまうので逆効果になります。眠る何時間か前からは、徐々に照明を暗くしたり、ぬるめのお風呂にはいってリラックスする、または、軽めの運動やストレッチで適度に体を疲れさせることなどが眠りにつきやすくなります。

そして眠りをさそう上で最も大切なことは、眠りのリズムを作ることです。それには、朝起きて「太陽光」をしっかり浴びることで、目覚めのホルモンである「セロトニン」を分泌させ、理想的な生活のリズムが出来やすくなります。つまり大昔の、「太陽と共に目覚め、日没と共に眠る」が人間本来の健康を保つ理想的なリズムなのです。
朝起きたら、部屋を明るくし、しっかりと太陽光を浴びることを実践してみてください。体のリズムが整い、気分の落ち込みも改善し、1日が健康的にスタートします。

ところで、眠りの質を低下させる原因に、「眠る直前の飲食」があります。飲食が胃腸を活発にして、眠気を妨げます。就寝前のアルコールは寝つきは良くなりますが、夜中に目覚めやすく、またトイレも近くなり結局は熟睡を妨げると言われています。コーヒーや緑茶に含まれるカフェインや、たばこのニコチンなども眠りの質を妨げます。

「運動後の成長ホルモンの分泌」
運動をすることで筋肉が疲労して乳酸がたまります。その疲労した状態が「脳」に伝わり、脳から体の各場所に「修復の指令」を送ります。その時に分泌されるホルモンが「成長ホルモン」であり、分泌されることで「筋肉を太くする」効果を生み出します。年齢を重ねて「成長ホルモンの分泌量が落ちる」のは「運動不足」による原因も多いと思われます。
さらに「成長ホルモン」は「脂肪を分解する働き」もありますので、しっかりと分泌させることで「脂肪がつきにくい体」にする効果もでてきます。適度な運動を取り入れることで「筋肉量」を保つことができ、そして「脂肪」のつきにくい体を作れるのです。

最後にまとめると、「規則正しい生活」が「睡眠の質」をあげ、「免疫力のつよい体」を作ります。そして適度な運動を行い「成長ホルモン」をしっかりと分泌させることで、健康的な「若返り」を目指しましょう!

大阪府池田市のリラクゼーション・整体マッサージサロン「いこい」 大阪府池田市豊島北1-7-11  ご予約:090-1623-7705
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